YASUO HAYASHI
CURATOR’S CUBE 2018 12th
2018.11.17 sat - 12.02 sun林康夫さんの陶の立体作品をご紹介します。林さんは1928年京都に生まれ、1947年に四耕会を結成し後に走泥社へ参加するなどした以降は会への所属から離れ独歩に現在へ至るまで国内外で精力的に陶をメディアに発表を続けています。その作品は日本の抽象陶彫刻の真なる先駆けとして近年改めて評価も高まってきており、合わせて日本陶芸史を改める研究も進でいます。均整の取れたプロポーションの内にたっぷりと潤いが満ち、見つめているとどこか波打つように輪郭が動き出す感覚のある生きた陶彫刻です。今回の展覧会では、1960年代から70年代に制作をした焼締の作品が中心となっています。直線と曲線が有機的に出会い、重力や引力などに従う力と反発する力とが多層に重なり、初見ながら不思議と確かにハーモニックな造形となって現れる往時の形は大変に魅力的なものです。 林さん御歳90歳、何より最高にチャーミングなお人柄です。





